| 1 :吾輩は名無しである:/03/01(土) 16:10:22 漱石 ・最高傑作 「明暗」 (人によっては「こころ」) ・最も読まれた作品 「坊ちゃん」、「こころ」 (岩波文庫の売上では、こころ>坊ちゃん) ・青年についての作品 「三四郎」 ・デビュー作 「我輩は猫である」 ・その他の主要作 「行人」、「彼岸過迄」、「それから」 等 鴎外 ・最高傑作 「渋江抽斎」 ・最も読まれた作品 「高瀬舟」、「舞姫」 (舞姫はこころ同様、教科書に入っているので) ・青年についての作品 「青年」 ・デビュー作 「舞姫」 ・その他の主要作 「雁」、「阿部一族」、「山椒大夫」 等 132 :吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 02:45:53 鴎外の二度目の妻志げさんはえらい美人さんですね。 私は志げさんの登場する「半日」「金毘羅」などが好きです。 133 :吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 11:09:35 小林勇「蝸牛庵訪問記」によれば「鴎外は妾をもっていたか」 に答えて露伴先生「持っていたとも」。 それでなくちゃ名作「雁」書けるわきゃない。 134 :吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 11:07:24 gt;gt;133 鴎外の長男で前妻登志子との間の子、森於菟さんが「鴎外の隠し妻」で書いた 児玉せき女の事かもしれませんね(この婦人も細面の美人さん)。 登志子との離婚後、 「・・・父は酒杯を手にする機会は多くても、芸妓その他いわゆる玄人関係の 女と気の合う事はなく、家での女中などはもちろん、しろうと関係の女に手を 出す父でもなかった。それを心配した祖母がなかなか縁談のきまらぬのでおせ きさんを勧めたのではないかと私は考えるのである。」 この頃鴎外の主宰した「めざまし草」に斉藤緑雨とともに露伴も加わっていた ので、露伴もこのせき女を知っていたのでしょうね。 135 :吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 11:57:45 gt;gt;134乙おもしろい 136 :吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 12:01:51 「雁」には所謂妾奉公の詳細が描かれており、 とくに「奉公契約」が詳細に伺える、があれは 自己の体験からくるものだろうか。 137 :吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 13:19:23 gt;gt;136 鴎外に限ってそのような事はない、と私は信じています。 「この月報に、麻生作男という人が『小倉の森先生』という一文を書いている が、その中でもこの姉妹についてふれている。 『この三樹亭には姉妹の美人がありましたが、先生は常に姉妹を呼んで一人に 接するという事はありませんでした。』。麻生は福岡日日新聞の記者だ。鴎外 が美人の姉妹を一緒に呼んで、一人だけにしなかったのは、家に女中を二人お いた用心と同じだ」 「鴎外の独身生活は、小倉でも周囲の人の話に上っていたらしい。同じく小倉 の生活を書いた『独身』では、こう書かれている。 《その内、大野の独身生活は小倉で名高いものになっていて、随って度々話題 に上る。主人は全く女というものなしに暮らしているのだろうか。富田も此問 題の為めに頭を悩ました一人である。》 「大野」は鴎外の分身、富田は友人である。」 (いずれも松本清張「鴎外の婢」) 138 :吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 17:19:59 >>鴎外に限ってそのような事はない、と私は信じています。 なにを勘違いしているのですか。時代時代で道徳基準は 変わるわけで、べつにいいんじゃないですか。むしろ、 作品との関連で面白い事とおもいませんか? 139 :吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 12:53:57 イタ研くんと武陽くんは私の味方だね?顔文字の固定は何だ。得意の議論吹っかけてやる。 こう見えても私はソクラテス並みの議論ふっかけ屋として有名なんだ。 ,. -──- 、 , ‐''´____, -‐' `ヽ、 冫´ ヽ `、 / ヽ ', / l | l l _ | lr ニ 、 ,ィ ニ 、.. l /r‐l ',.,r,ァ、l `イエェ- l / 、i' l| ! ̄ / l l ノソノ ', l 、 ヽ,l __ノ ヽ ゙,,‐,,''''゙ |. | ャォ,,,ミミミミミ、 / |)、 `''''''、'ー‐-''ヾソ / /;;;;;;ヽ ヽ , -'´ /;;;;;;;;;;;/;;ヽ _, -‐''`ー─、' //;;;;;;;;ハ;;;;;;;ヽ , -'´;;;;;;;;;;;;;/;;;;| lヽ //;;;;;;;;;/;;;;;;;゙、;;;;/ //´;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;! | / /;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;У;;;;;; //;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;', |/ /;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;; . /;;;/;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;'イ /;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;l;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;/ ;;;;;;;/;;;;;',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;/;;;;;;; ;;;;/;;;;;;;;;',;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;/;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;; 140 :吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 18:56:58 つか、鴎外の臍の下論争だうなった? 141 :吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 19:38:36 鴎外がド天才だったことだけは知ってまふ 142 :吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 06:16:32 クーマンは鴎外か… 143 :吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 01:51:01 長嶋は英雄だった。難しい理由は必要なかった。子供にも即座に理解できる英雄だった。 長嶋になりたかった。野球選手になって長嶋になりたかった。たとえ野球選手にならなくても長嶋になりたかった。 少しずつ自分は長嶋ではなく、長嶋にはなれないのだということが分かってくる。 しかし高校生になり、大学生になっても、心のどこかで長嶋になることを思い続けてきたにちがいない。もし長嶋になれたら・・・・。 敗れざる者たち 144 :吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 20:00:59 森漱石も夏目鴎外もその時代は疾く去り、 今や名前を精確に言ひ得る現代人は希少なものと 為りたりといひつへし。 145 :吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 22:32:56 夏目茉莉と森房之介 みたいな勘違いならまだありかな 146 :吾輩は名無しである:2009/01/17(土) 18:40:41 森漱石の傑作「青年三四郎」どないや? 147 :吾輩は名無しである:2009/01/17(土) 19:14:04 夏目鴎外の倫敦塔の舞姫とどっこいどっこい 148 :吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 21:16:38 夏目漱石の全集買った。 それだけ。 149 :ヴォートラン:2009/02/15(日) 23:40:11 森鴎外のひっかかるところは、時の権力者山県有朋と関係していたことです。本当に仲がよっかったか どうかはわかりませんが、夏目漱石なら絶対にしないと思います。森鴎外からすると、夏目漱石の考え もわかっていたかもしれませんが、ドイツと比べるとあまりに立遅れた日本を植民地から救うには国家 権力と歩むしかなかったのかもしれません。 150 :吾輩は名無しである:2009/04/01(水) 01:48:31 舞姫並みに萌える作品は漱石にはありますか? 舞姫はエリスさんの一挙一動がいちいち可愛らしくてならないと思うんですが。 151 :吾輩は名無しである:2009/04/01(水) 21:30:59 gt;gt;130 亀レスだけど自分も気になる 漱石の葬式に鴎外が来たって事は芥川が書いてたが 152 :148:2009/04/04(土) 18:01:27 鴎外の全集も買った。 それだけ。 153 :吾輩は名無しである:2009/04/05(日) 00:54:44 gt;gt;150 それから 154 :吾輩は名無しである:2009/04/05(日) 02:18:59 gt;gt;153 藤谷美和子での映画化は悲しかった。 ま、郷ひろみの舞姫も安物ポルノ女優みたいなエリスだったがな。 155 :吾輩は名無しである:2009/04/07(火) 00:21:36 細雪の吉永小百合もな、、スレチ あのころ文芸作品の映画化ってけっこうあったのかな~ 156 :吾輩は名無しである:2009/04/11(土) 00:42:06 どちらも明治の大インテリだけど、漱石は西洋文明の上澄みをすくって喜ぶ 日本人、西洋vs東洋の相克に悩んだんじゃないの?だから国民的作家などと 呼ばれる訳でさ、鴎外は文章は見事だけど一生エリートで過ごしたんじゃな かったっけ。小説家としては悩める漱石に1票投じたいな。 そういえば、西洋vs東洋は精神のレベルで今、第3次世界大戦みたいになって るな、という意味でも漱石の意味あいは現代において重要だと、文学に素人の 私には感じられるぞ。 157 :吾輩は名無しである:2009/04/11(土) 09:07:50 答えが出ないと分かってることを悩み続けるのが文学、みたいな 傾向を作ったのは漱石かもな。 鴎外は、国家と個人の相克に実務的に処したようだが、悩んで なかったとは思えんが。 158 :吾輩は名無しである:2009/04/11(土) 10:19:05 鴎外=若い頃の藤村とか若い連中を潰そうとしたり、ケチな文壇の代表格 漱石=若手に自分の知識を惜しみなく伝授し、時には生活の援助もした 身内には酷かったらしいが、知識人とは漱石のごとく有るべきだと思う 159 :吾輩は名無しである:2009/04/11(土) 10:59:18 鴎外は良くも悪くもアマチュア 160 :吾輩は名無しである:2009/04/11(土) 12:18:43 鴎外の「青年」って、漱石の「三四郎」を読んで、俺だってこれくらい の小説書けるってのりで書いたんじゃなかったっけ。 161 :吾輩は名無しである:2009/04/11(土) 12:44:44 漱石の凄いところも職業作家でありながらアマチュア的で あり続けたところだと思うぞ。 プロってのは谷崎みたいのを言う。 162 :吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 16:44:00 作家もプロ化すると堕落するって事か 163 :イタ研 ◆99D.I.T.C. :2009/04/12(日) 19:31:04 鴎外は超然としていますね。 gt;gt;160 「三四郎」を読んでから「青年」を書いたんですよね。 gt;gt;161 正直なところ、漱石と比べてしまうと谷崎は文体以外の全てが劣っているような。 164 :吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 23:23:05 gt;163 漱石を語る程の知識もないけど、小説を書かせているモチベーションとなる 問題が深くてスケールの大きいもののような気がするんですよ。 大インテリの漱石は、物質的な西洋化を喜ぶ日本人の浅薄さを嘆いているけど 、これは西洋対東洋の精神的レベルでの相克に混乱する今の日本にも十分通用 するテーマなんだな。 文章力は互角としても、背景に抱える問題の大きさが作家の価値を決めている んだと思う。 165 :イタ研 ◆99D.I.T.C. :2009/04/13(月) 23:46:03 漱石の文明論とかは面白いですが、個人的には正直なところ、そこらへんは どうでもいいかもしれません。 自分が興味あるのは、「明暗」で見せたモダニズム的手法の片鱗。 「彼岸過迄」以降、(正確には「三四郎」以降)、止め処も無く進化し続けていったその技法。 文明批評家としてではなく、純粋に小説家として素晴らしすぎます。 166 :吾輩は名無しである:2009/04/14(火) 00:07:11 批評家と呼ぶには西洋と東洋日本の相反する文化の相克に、あまりに切実に悩 んだんじゃなかろうか。背景にそのような切実な問題意識がなければ、文章の 技法がいくらうまくても100年以上も読み継がれる小説にはならんと思うけど。 167 :イタ研 ◆99D.I.T.C. :2009/04/14(火) 00:21:28 単純に西洋化していくことに対しての深い問題意識の高さ、という点も、 漱石を国民作家たらしめている一因でしょう。 しかしながら、「明暗」で見せた漱石の技法はそのような問題意識から(すらも)、 独立したもののように思えます。 そんなわけもあってか、「明暗」は不人気な最高傑作ですけどね。 (「明暗」が最高傑作であることに異論もあるでしょうが、少なくとも自分にとっては 間違いなく「明暗」です。) 168 :吾輩は名無しである:2009/04/14(火) 21:54:28 あんなに人間の息遣いがリアルな小説はあまりない。>明暗 169 :吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 09:31:45 人間の息遣いを目指したけど、人間観察が全くリアルでないのが明暗 漱石先生も晩年であったと言う事だ 170 :イタ研 ◆99D.I.T.C. :2009/04/18(土) 16:03:17 ?BRZ(11553) そもそも、漱石は最初からリアルさの追求ばかり掲げる自然主義作家に 辟易してたわけですが。 草枕などは、完全に自然主義へのアンチテーゼとして書かれたもの。 (自分は極度に東洋趣味に浸ってる「草枕」をあまり好きではないけど。 171 :イタ研 ◆99D.I.T.C. :2009/04/18(土) 16:04:00 愛 ?BRZ(11553) あれ?テスト 172 :吾輩は名無しである:2009/04/19(日) 20:46:59 gt;gt;170 だから明暗はリアルでないと? 173 :吾輩は名無しである:2009/04/20(月) 00:52:14 gt;gt;172 明暗はリアルなんですか? 174 :吾輩は名無しである:2009/04/20(月) 01:38:29 周囲にIQの高い女性がいないと非現実的に思われるだろう。>明暗 175 :吾輩は名無しである:2009/04/20(月) 08:41:27 IQ(笑) 儲の妄信は異常 176 :吾輩は名無しである:2009/04/20(月) 13:24:44 何でも漱石を誉めたい年頃なんだろう このIQの高い女性(笑)とお知りあいな御仁は 177 :吾輩は名無しである:2009/04/20(月) 16:49:15 gt;gt;175,176 お気の毒。 178 :吾輩は名無しである:2009/04/20(月) 18:08:25 本当にどうでもいい話だが、陸軍一等軍医正(大佐相当官)時代の森鴎外の年収は俸給・職務給合わせて2352円だったそうだ。 179 :名無し募集中。。。:2009/04/20(月) 18:24:10 gt;gt;178 小説や翻訳やしがらみ草紙なんかは生前どのくらい売れてたんでしょうね 180 :吾輩は名無しである:2009/04/22(水) 06:58:38 ゲーテの名作「ファウスト」の舞台となったレストランに森鴎外(おうがい)を描いた絵が飾られる from :www3.nhk.or.jp/news/k10015517451000.html 181 :吾輩は名無しである:2009/04/24(金) 16:02:51 両人に共通することは熊本に赴任経験があると言うこと </dl> |